K-MIX Rかがわ医療情報ネットワーク

K-MIX R とは

全国初のITによる全県的な医療連携 かがわ医療情報ネットワーク

かがわ医療情報ネットワーク「K-MIX R」は、香川県内の医療関連施設(病院・診療所・調剤薬局・企業等)を情報ネットワークで繋ぎ、医療情報を相互に共有することで、質の高い医療サービスを実現する仕組みです。
香川県では、全国に先駆けて医療の中にITを活用する仕組みづくりに取り組んできました。香川県医師会が運営するK-MIX(かがわ遠隔医療ネットワーク 2003年運用開始)は遠隔読影や地域連携クリティカルパスの機能、 香川県が運営するK-MIX+(かがわ医療情報ネットワーク 2014年運用開始)は診療情報連携の機能を提供しており、どちらのシステムも患者さんからは見えませんが、香川県の医療を支える存在になっています。
そして2021年から、 K-MIXとK-MIX+は、香川県と香川県医師会が共同で発足させたかがわ医療情報ネットワーク協議会の運営のもと、K-MIX R(かがわ医療情報ネットワーク)としてさらなる進化を目指します。K-MIX Rの「R」には、新しく生まれ変わり(Reborn)、変革に挑み(Revolution)、「K-MIX」の歴史を受け継ぎ発展させる決意(Resolution)がこめられています。

  1. K-MIX R システム群
  2. これまでの活動

K-MIX R システム群

K-MIX Rは複数のシステムで構成され、ポータルサイトからすべてのシステムにアクセスできます。
診療情報連携は、従来のK-MIX+と新たに加わったMInCSの2システム運用により、さらに緊密な情報共有ができるようになります。レセプト情報を参照するシステムのBASICも全国で初めて稼動します。
K-MIXとして長く使われてきた遠隔読影・クリティカルパスはそれぞれシステムを更新し、引き続き医療の現場を支援します。

K-MIX R システム群

  • 地域で連携する医療
  • 迅速で正確な診療
  • 患者さまの負担軽減

これまでの活動

香川県の医療情報ネットワークは、香川医科大学(現・香川大学医学部)医療情報部を中心とする研究・実証事業から始まり、発展してきました。現在は、香川県唯一かつ県全域を網羅する医療情報ネットワークとして、香川県、香川県医師会、香川大学を中心とする運営のもと、中核病院や診療所、薬局、医療系企業などが広く参画しています。

1998年

母子保健医療支援システムの開発

香川医科大学医学部附属病院母子センターにおいて、院内で妊婦の検診データ等の管理用電子カルテを病棟や分娩室などでも確認できるよう整備した周産期医療情報ネットワークを開発しました。
このシステムを契機として香川県と連携し、県のモデル事業として産婦人科をもつ県内の医療機関をISDN回線で接続し、データ交換できるまでに発展させました。

1999年

遠隔診断システムの開発

文部科学省からの1998年度補正予算の措置を受け、香川医科大学医学部附属病院医療情報部において、ISDN回線を用いて画像をDICOM3規格で伝送することで高画質で診断に耐えうる画像系の遠隔診断システムを開発し、平成11年10月から稼動させました。

ギガビット・ネットワークの活用

香川医科大学は、郵政省の通信・放送機構(TAO)による「ギガビットネットワーク(JGN)」プロジェクトに研究テーマが採択され、遠隔診断システムを基盤として、香川医科大学と地域医療施設の間で読影支援を行う実証実験を実施、地域医療施設から医用画像(X線、CT、MR)などを香川医科大学へ伝送し、香川医科大学の医師が読影支援を行い、その結果を地域医療施設が参照できるシステムとして発展させました。
更に、JGNを活用した全国の縦断的な実験構想として、香川医科大学、東京大学及び北海道大学間で高速高精細画像(動画を含む。)伝送によるリアルタイムコラボレーション実用化の研究に取り組みました。
香川医科大学は、通信・放送機構(TAO)による「インターネットプロトコル(Ipv6)研究プロジェクト」にてIpv6に関しても医療分野への応用研究にも参画しました。

2000年

離島・へき地遠隔診断支援システムへの発展

香川医科大学医学部附属病院医療情報部は香川県と連携し、香川県の補助事業として瀬戸内の離島に点在する診療所や山間に点在するへき地診療所を対象として遠隔診断システムを拡張し、医療施設に遠隔医療端末の急速な整備を行った結果、離島・へき地遠隔診断システムが完成しました。
2001年8月には香川県立中央病院にも遠隔医療端末が整備され、15医療施設を結ぶ地域医療情報ネットワークが構築され、新たな、地域医療の支援体制がスタートしました。

四国4県電子カルテネットワーク連携プロジェクトへの参画

香川医科大学医学部附属病院医療情報部は香川県医師会と連携し、2000年度経済産業省の事業として西日本地域の診療所用電子カルテの開発・機能検証に参画、実際の診療現場で活用することで、より実務的な検証を実施し機能的なカルテを開発しました。
2001年度には、香川医科大学医学部附属病院医療情報部は四国4県電子カルテネットワークプロジェクトの委員長として、徳島県、高知県、愛媛県と協力し、四国4県の電子カルテネットワークの連携についての研究を進め、システム開発を行いました。
既に、県域を超えて構築したネットワークの実証実験も完了しています。

2001年

遠隔医療補助事業の開始

地域医療の中で遠隔診断システムへ参加し遠隔医療の意向がある施設に対して、厚生労働省の補助事業が開始され、香川医科大学及び香川県が普及に努めた結果、2001年度には30医療施設が結ばれ、2002年度には41医療施設が参画することとなりました。なお、香川県は補助事業への申請・採択件数が全国でも最多レベルとなっています。

2003年

かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)の運用開始

香川医科大学医学部附属病院医療情報部、香川県、香川県医師会の連携により、香川県が事業として遠隔診断システムのセンターサーバーを県に設置し、県下全域の地域医療施設とのインターネットを整備した結果、全国でも初めてのネットワークが構築されました。

2008年

K-MIXの運営主体を香川県から香川県医師会に移管

2014年

かがわ医療情報ネットワーク(K-MIX+)の運用開始

2021年

かがわ医療情報ネットワーク(K-MIX R)のリニューアル、運用開始
ページ上部へ